１位
「ビャイオス」

■テム公/テムジンＪ+
　「池袋ＧＩＧＯはぼくたちを見捨てないで下さい。全国会場にカトキ様がいなかったらＪ／Ｃで行きます。」

■ＪＩＮ/フェイ-イェンＰＨ
　「Ｉ’ｍトーダイセー。彩マインはカンベンしてください。かおりんさん自体が負ける要素でした。」

　アンオフィシャルながらもやはりタイトルが付くとなると大会も盛り上がります。先日行われた各店舗での予選を勝ち抜いた２６チームは全員が決勝大会に進出してもおかしくない位の有名人ばかり。中でも西スポ大会では数々の入賞を果たしているテム公、オラタンのオフィシャル全国３ｏｎ３優勝チームの一人にして現バーチャロン界のカリスマちゅきゃしゃ、ＯＭＧ時代からほぼ全ての決勝大会進出を果たしているベテラン山川栞。つーかお願いだから全員出させてくれって感じでした。この中から３チーム選ぶとは勝負とは残酷なものであります。

　大まかな勢力図としては代々木代をホームとするグループと関東では最も対戦数の多い大宮勢が東京エリア北関東エリアにそれぞれ別れて出た感じ。代表候補の一つとされていたＳＫ-�Uを倒したのは関東最北の地、群馬からの遠征となった渋川の魔人。予選店舗初日となった池袋ＧＩＧＯで念願の１位通過を果たし今回に挑んだ訳ですが、一回戦では金星を挙げ、準決勝まで進んだもののビャイオスに破れ、最後の望みをかけた最終戦では卑しくも同じ池袋ＧＩＧＯで店舗代表を取った代々木カラミティエンド船橋寝ゲロに惜敗。けっこう遠征費用って馬鹿にならないし個人的に地元が近いので応援してたんですが残念です。

　で、その渋川の魔人を破って最後の切符を手に入れたＪ・Ｏ・ＤとＦのお２人なんですが、なんといっても脚光を浴びたのはＦ選手でしょう、会場の誰もが負けると思っていた残り０・５秒（もあったかどうだか）に画面を横切るテムジンの姿が・・・・サーフィンラムが当たってる〜！僕は断言します、あの時Ｊ・Ｏ・Ｄ君は帰る準備してました（笑）サーフィンラムのおかげで半分近くあった体力差から逆転し、会場からはどよめきが。その後もＦ選手は空中近接を当てるなどその実力を十分アピールし、まるでサッカー日本代表で活躍した稲本選手のごとく一躍時のヒーローとなりました。

　そしてなんといっても西スポといえばドルドレイ組の変態女子高生（懐かしいフレーズだな）山川栞でしょう。ＯＭＧからバーチャロンを続け、決勝大会には必ず顔を出すベテランプレイヤー、実は西スポの大会では実力の波が激しく、決して入賞する回数は多くないんですが、もって生まれた勝負強さというか、ここ一番というときに必ず残ってきた本当の意味で天を見方に出来る唯一無二の選手だと僕は思っております。彼のフレンドリーなキャラとパフォーマンスがまた決勝で見られると思うと、とても嬉しいです。

　ままとりあえずひと段落、結果として３チームが出揃いましたが、本当に誰が出場してもおかしくないくらいでした。あんなに歓声が起こった大会も本当に久しぶりです。東京勢は場所が近いということもあり沢山応援に行かれる方も多いと思います、決勝行ける人も行けなかった人もバーチャロンフォースの一つの節目として、７月２８日ＧＣＮ杯の決勝大会、一戦一戦に注目しましょう。ああ、葉書送らないと（笑）。

担当/店員１８号