時代の変化とともに消費物のごとく廃れていくアーケードゲーム。何とかして囲碁や将棋のようにいいものは次の世代へと引き継ぐことは出来ないか、ヴァンパイアセイヴァーを見ながら感じた想いでした。アーケード業界、特に業界用語で言うところのビデオゲームの市場は衰退の一歩をたどる一方です。これは技術の進化よりも人間の欲望のスピードが速いためだと思われますが、市場がもうちょっと狭ければゲームの価値観ももうちょっと上がって、ゲームの寿命も長くなったかもしれません。ヴァンパイアシリーズ(個人的にはセイヴァーまでですが)とてもすばらしい作品だと思います。長い年月をかけて大会を続けていると、輪をかけてそれを証明してくれます。セイヴァー2以降の開発環境を見ると、続編に期待を持つのはかなり難しいかも知れません。しかしながら、現行で開発されている各社の2Dのオリジナルゲームを見ていると、ここで一発ド本命のカプコンさんが、とついつい考えてしまう今日この頃です。
大会は26名と相変わらずの盛況でした。QBとザベルの攻め合戦はおもしろかったっす。あとマスカッキ選手のサスカッチも超テンポ速です。今回参加出来なかったナス選手とのカッチ戦も見てみたかったです。決勝はなんとすべての試合が残りタイム10秒まで決まらなかったというしのぎの削りあいでした。面白かったっス。
このまま行けばまた月イチペースで持ってけるかもしれません。チーム戦なんかもよいなあ。ま、開催できるかどうかは皆さんの熱意と、某ギ●ティの人気次第なんですが(笑)。
担当/店員18号
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