決勝トーナメント

表　彰　式

■テム公/テムジン
　「エターナルマイゴッドカトキハジメの前に 黒い生命体たちは全て飲み込まれ後に残った 伝説はそう、それは夢だった 。 そしてのびは黒い。（塩） 」

■ノビ/アファームド・Ｃ
　「最近睡眠不足で疲れます。」

■セバス レイ（仮）/ドルドレイ
　「どなたかプロザックください。」

店員18号のひとりごと。

　バーチャロンも大会を続けてもう随分と長いものになります。世代交代や攻略の行き詰まり、５．６６以降全国規模の大会が行われていない等、様々な要因はあると思いますが最盛期ほどの盛り上がりは潜めました。しかし今はどちらかというと本当にバーチャロンで対戦するのが好きな人たちが集まって大会に参加してくれてる感じがします。そういう点ではプレイヤーのマナーも以前よりも随分と良くなりましたし、より皆さんが楽しんでくれてるのが嬉しいです。ただちょっと感じたのは対抗意識が薄くなってしまったのか昔は「小さなグループがたくさん集まった対抗戦」といった感じでしたが、最近は「大集団の身内による対戦会」に下手すると見えてしまう感があったため、もちろんこれが良い悪いというわけでなく、よりお互いが対戦を通じてコミュニケーションを取りお互いの向上に努められるように僕らは後押ししてあげなければいかんなあ、と思いました。

　大会は＜テム公＞＜ＧＡＩ＞選手等ここ最近の大会ではすっかり上位をキープしている選手が名を連ねました。彼らもプレイヤーとしては随分名が知られてきましたね。記憶に残ったプレイとしてはテム公の4段ジャンプ。ジャンプ中にラムを打つ事により２段ジャンプの高さを通常の約倍にするテクニック、これを使うと空中静止時間がかなり長いため対戦プレイヤーとしてはまさに手も足も出せない状態でタイムアウトの宣告を受け、精神的にもダメージの大きい敗北を迎える事になります。果たしてテム公の独走を止める事は出来るのか？伊達にテンエイティで優勝してるだけの腕じゃないですね。もう１つ凄かったのが＜ＧＡＩ＞ｖｓ＜９９９＞の遠距離ＶＲ対近距離ＶＲ対決。グリスボックの玉が発射される間隔を全部読みきってじわりじわりと迫ってくるのは非常に迫力があり、会場を沸かせました。近接ＶＲプレイヤーとしては随分と励みになったんではないでしょうか？伊達に９９９君メンバーの心配をよそに遅刻してません（笑）。あと個人的に印象的だったのは＜Ｅ．Ｋ．Ｄ＞選手のレバーの動かし方。＜かいえだしろー＞＜蒼い閃光のヒデ＞という最強テムジントリオを組みつつも結果的には予選落ちとなってしまいましたが、彼の入力は実に正確で速かったです。なんていうか僕の勝手な思い込みかもしれませんが、＜Ｅ．Ｋ．Ｄ＞のテムジンは他のテムジンより２倍速い気がします。実力は今でこそ影を潜めてしまいましたが、彼から学ぶものはまだまだ多い気がします。

　大会中に次回大会のアンケートを取っていましたが意外とシングル戦希望者が多く見られたのにはビックリしました。これもいかに大人数でシングル戦が行われていないかという表れですかね。あとは年に1度だけ恒例で行われた「10対10」の希望なんてのもありましたが、これは人数集まらないとシャレにならないくらい大会が成立しないので、現在次回大会をどうするか思案中です。とはいえもうすぐ夏休み。遠方の方は是非ともこれを機会に大会に参加していただければ、と思います。

担当/店員18号