FV2 "hours"
2000.8.13
FV2”hours”


FV2"1998.06.05SPECIAL VERSION"
1ST BATTLE


"FV2 1998.06.05 SPECIAL VERSION"

1998年6月5日のFV2イベントで使用されたいわゆる”GABBA バージョン”である。
主な変更点は・・・
・キャラクターの外観と固有技を別々に選択できる。(例・見た目がバンで技がハニー)

・BMが使用できる。


・脱衣後に一定時間、技硬化時間がなくなり、いわゆるハイパーコンボ状態で攻撃できる。(セガサターンのファイターズメガミックスの例のアレ)

・ハニーのコスチュームがナースになっている。

・その他、細かいCGの違い(ピッキーのボードのペイントに人面が・・・誰っすか?)



≪ 大会ルール ≫

・FV2スペシャルバージョンを使用する。

・トーナメント戦・シングル対決、3本先取。

・キャラクターの外観は毎回くじ引きで決定する。キャラクターの固有技の途中変更は不可。

・固有技でBMとカーンは使用不可。



≪ エントリーバイパーズ ≫
順不同・敬称略

キャラクターは「固有技のキャラ」であり外観ではない。
外観は試合毎にクジ引きで決定

リングネーム
キャラクター(固有技)
月光

デルソル

アンドゥレア

バン

ザル

バン

鈴木

エミ

D.O.K

サンマン

インチキジェーン

ジェーン

T.N.T

トキオ

ケン太

サンマン

ラクヘル

バン

ケンさん

ジェーン

west

バン

ポテムキン

マーラー

チャリ夫

チャーリー

怪盗ロールパン

ハニー

カブ

グレイス

ゆうろう

ジェーン

ロリータハニー

ハニー

すえぞう

ラクセル

みすず

エミ

本牧

トキオ


今大会も、遠征組の方々が多数いらっしゃいました。北海道、名古屋より多数来店していただき、誠にありがとうございます。時期的にちょっと地元の方が少なかったかな。
しかも前日はパソピでFV2の大会があって、なんと2DAYSですよ!
FV2の関東大会が! もっと普及してくれるといいですな。
徹夜で麻雀やってて死んでる方々もちらほら。
さて今回は念願のFV2spでの大会。上記の通り、色々違ってるけどやっぱり「外観」と「ハイパーコンボ」がミソでしょう。
みんな迷って苦しんでくれ。



≪ トーナメント戦 ≫
各ブロックの勝者で決勝を争う。
赤字は、1回戦を賭けた0回戦で敗退した人です。

 
― Aブロック ―
Aブロック代表

ラクヘル
(バン)



月光

アンドゥレア × ザル    

鈴木
D.O.K
インチキジェーン
T.N.T
ケン太
ラクヘル

― Bブロック ―

Bブロック代表

ケンさん
(ジェーン)




ケンさん

west

ポテムキン
チャリ夫 × 怪盗ロールパン
カブ × ゆうろう
ロリータハニー
すえぞう × みすず
本牧


― 3位決定戦 ―
アンドゥレア(バン) × カブ(グレイス)

― 決 勝 戦 ―
ケンさん(ジェーン) × ラクヘル(バン)



≪ 試合解説 ≫
表記の都合上(めんどうともいう)により敬称略となってます。

※表記の説明

<ZZR>バン(マーラー) → リングネームがZZR、キャラ外観がバン、固有技がマーラー

P-パンチ K-キック G-ガード 各ボタン

技名の表記はキーボードのテンキー配列。(6P)は右に入れながらパンチ(1P側基準)


Aブロック− 0回戦 −

<ザル>トキオ(バン) 0−3 <アンドゥレア>ハニー(バン)
ハニー(バン)はオリジナルのナースコスチューム。(密かに沸いているギャラリー・・・てーかロールパン)
見た目はトキオとハニー。でもバン対バン。キャラ体格による差がでないかなと思っていたら出る出る。
ハニーの手が明らかに短い。鉄肘(6P)届かなかったり・・・。<アンドゥレア>はハニーでもイタリアンステップやっちゃうのね。(イタリアンステップは過去のFV2大会参照)違和感もバリバリ。
ハニーはウインクしながらバンの勝ちポーズ・・・。
出たよ!会場沸かすナースハニー。 ハニー(バン)の裏肘(1P+K)がトキオ(バン)に当るも・・・ 続く鉄肘(6P)がこの間合いで当ってない!すかってま〜す。

Aブロック− 1回戦 −

第1試合

<ケン太>デルソル(サンマン) 1−3 <ラクヘル>ピッキー(バン)
どうみても<ケン太>は外観デルソルに技がサンマンという状況に違和感ありありで<ラクヘル>に2SET取られるまでガチガチでした。<ラクヘル>のバンは定石どうりで、壁際の傍蹴(K+G)からの2択攻めと、絶妙な根性肘(46P)で3SET取る。
しかし、よく見ると「間合い」のとり方が憎たらしいぐらいうまい。
ピッキー(バン)しゃがみパンチをガードさせて・・・ それを追うようにデルソル(サンマン)がしゃがみパンチを出すが、ピッキー(バン)はすでにバックダッシュでそこにいない。 すかさずピッキー(バン)の傍蹴(K+G)でぶっ飛ぶデルソル(サンマン)
むう〜。

第2試合

<T.N.T>グレイス(トキオ) 3−1 <インチキジェーン>ラクセル(ジェーン)
<T.N.T>の動き!いいっすね!外観はグレイスでも「オレはトキオ、トキオ」と念じてるんでしょうねぇ。
ライトニングアロー(6PP26P)とライトニングボルト(2PP236P)の雨あられ!誰が喰らってもキツイって!コレ。
<インチキジェーン>は今回が大会初参加。最近のめざましい努力によってずいぶんと実力がついてきました。
もっと強くなってください。
グレイス(トキオ)姿で押す押す!
ライトニングアローとライトニングボルトの雨あられ。
グレイス(トキオ)の着地を狙って、ラクセル(ジェーン)がトルネードパンチ(41236P)を溜めて〜・・・ ぷちっ!
なんとトルネードパンチの出鼻をグレイス(トキオ)の一発目押しパンチ炸裂。あ〜あ・・・

第3試合

<D.O.K>B.M(サンマン) 1−3 <鈴木>チャーリー(エミ)
見た目、B.Mってだけで威圧感が・・・。いきなり<D.O.K>の投げコンボ炸裂で違和感なしなし。
しかし外観がチャーリーでエミの勝ちポーズはヤバめ。ゲ○だよ、どう見ても。
試合的には2本目のラストで<D.O.K>の放ったジャイアントスイングを<鈴木>が受身をとれてなかったら、逆転してたかも。
ついにB.M市長(50歳)、降り立つ! いきなりのBM(サンマン)投げコンボ。違和感なし! このポーズはヤバイって。首振って足振って・・・

第4試合

<月光>B.M(デルソル) 2−3 <アンドゥレア>トキオ(バン)
いや〜、熱かった!面白かった!さすがインチキ芸人魂の<月光>!!
見せ場は2−2からの5本目。<アンドゥレア>の執拗な攻めで一気に瀕死の<月光>。しかしここで脱衣してからのハイパーコンボが炸裂始動!ドカドカ押していく<月光>のB.M。見る見る減っていく<アンドゥレア>の体力。ラストはなんと調子に乗った<月光>のS.K.O!・・・が、<アンドゥレア>のアッパーがギリギリ間に合って、プチって死亡。やばいねぇ〜、ハイパーコンボ。
最後の切り札、どっかん脱衣!
ハイパーコンボ始動!!
赤く光りながらドスドス押していく。
実は何度かテック軸移動で逃げてた<アンドゥレア>もさすが。
お〜、けっこう削ってんじゃん。
調子こいて、スーパーコンボ!
しかし当る直前にトキオ(バン)のアッパーが一瞬はやくアゴをえぐる。

Aブロック− 2回戦 −

第1試合

<T.N.T>デルソル(トキオ) 1−3 <ラクヘル>ピッキー(バン)

<T.N.T>のデルソル(トキオ)はライトニングアロー(6PP26P)とライトニングボルト(2PP236P)の使い方がめっぽうウマい。ガンガン喰らう<ラクヘル>。しゃがみパンチひとつのスカリも見逃さない。
ピッキー(バン)の<ラクヘル>も、独特のアウトファイタースタイル(待ち?)と天性の危機感知能力(?)がずば抜けている。インファイターには辛いよねぇ、「宮田くんは打ちに来てくれたのに」
byはじめの一歩
しかも、展開がすごく速いのにキッチリと駆引きになっているため見ていて非常に面白い。
結果は1−3だったが、どのSETも白熱の接戦でどっちが勝ってもおかしくなかった。

ここでも電光石火のライトニング嵐。
さすがの<ラクヘル>も押されまくる。
このいやな間合いを自由に制するのが<ラクヘル>の嫌なところ。とにかく前後によく動き相手の技を誘う。 ここでデルソル(トキオ)の様子見だったミドルキック(3K)のスカりを見逃さず足の戻りにダッシュして投げにくる。恐!!

第2試合

<アンドゥレア>グレイス(バン) 3−2 <鈴木>デルソル(エミ)
バン対エミ。個人的に言ってエミが有利に思えてしかたがない。ツボにはまったエミのコンボ、特に壁際だといくら強者といわれるバンでさえ喰ってしまう。
しかし、<アンドゥレア>は過去の大会でもそうであったように、エミに対する下段メインの攻撃が非常にうまいと思う。本当にかいくぐって下段メインの攻めによりエミを寝かせない。
対する<鈴木>も執拗に壁際でたたみかけて、エミの能力を使い切って攻め込んが・・・。
しいて、敗因をあげれば、バンに対する投げ抜けの甘さであろう。この辺はブランクってことで。
デルソル(エミ)の寝転びを襲うグレイス(バン)のローキック。タイミングが違うと当然当らないが<アンドゥレア>はドンピシャで当ててくる。 まさに下段と中段の2択攻め。
デルソル(エミ)の下段G&Aを裏肘(1P+K)で潰すグレイス(バン)。
パッシングショット(K+G)さえ潜りこんで仁義激闘破(13P)!え〜まじですか?

Aブロック− 代表戦 −

<アンドゥレア>ジェーン(バン) 1−3 <ラクヘル>ピッキー(バン)
「根性肘(46P)の出し所が絶妙!」ピッキー(バン)の<ラクヘル>である。
しかし、気のせいかバンの状態で出すよりピッキーで出してるほうが、体格が小さいため技に引っかかったり、投げで吸われ難いように見えたのは私だけだろうか?
バン対バンのガチンコ対決の肝はバンのドラゴンアッパー(623P)にあった。
<アンドゥレア>の敗因は<ラクヘル>のドラゴンアッパーを喰らっても、受身+着地Kなどの反撃が出来なかった事だ。壁際でよほど変な引っかかり方をしたり、空中で喰らったりした時以外は、ほとんど反撃できる。
中には、喰らったあと空中投げをする輩もいたりするのだから。
余談だが、<ラクヘル>はこのAブロックではず〜っと、外観がピッキーでした。このクジ運のよさも天性か?
ピッキー(バン)のドラゴンアッパーはそのほとんどが、喰らっても反撃できます。受身から着地のほうが早いからねぇ。 まさに緊張の一瞬!<アンドゥレア>しゃがみパンチから投げを狙うが・・・ 間一髪ピッキー(バン)の根性肘(46P)が投げを空かして決着!きたねぇ根性肘って方に。実はこれは両者にとって運でした。なぜなら足位置が逆(ハの字)だったら、根性肘は投げに吸われてます。(大事!)



Bブロック− 0回戦 −

第1試合

<みすず>ジェーン(エミ) 2−3 <すえぞう>デルソル(ラクセル)
<すえぞう>のデルソル、ピコピコハンマー(?)背負ってます。ラクセルです。
やっぱり違和感ありありの<みすず>。ガチガチです。
目立ったのは、<すえぞう>のテック感のよさ。ほとんど空振りテックなしでいい感じ♪
いままでずっと、伊達に1人で猛練習してたわけじゃない!の象徴。いいテンポだよ。
でも、やっぱりデルソルは手か短いのだろう、テック後のPがスカったりする場面も。
うおぉ〜、デルソルぅ、ラクセルの登場シーンだとカッコいいぞ!いやホント。ヒーローみたい。 こんなピコピコハンマーで・・・
前言撤回!コミックショ〜デルソル。
いや〜、テックうまかったすよ。
朝連の賜物。エミなんてタイミングむずいのに。

第2試合

<ゆうろう>グレイス(ジェーン) 0−3 <カブ>ラクセル(グレイス)
ラクセル(グレイス)、上ではなく下で回ります。こわ!ホントの下段デススピン!
しかもラクセルのほうがグレイスより足が長いような気が・・・。
<カブ>は見た目の違和感なんてまるでなしで軽快な動き。
グレイス(ジェーン)の<ゆうろう>は全然動きません。というか、たぶん迷ってます。何これ?って感じでした。
しかし<ゆうろう>、ラストにハイパーコンボ発動させて、<カブ>に一矢報いて散っていった。
新技、ローデススピン5回転。(うそ) ここから脱衣して起死回生を狙うのさ!ちなみにアーマーが破壊された場合はハイパーコンボになりません。 けっこう押したよね。使い方によってはけっこう恐怖?!ちなみに技がスカってしまうとハイパーモードの終了が早いです。ガードorHITさせるとけっこう持続。画面端から端まで行くことも・・・

第3試合

<チャリ夫>グレイス(チャーリー) 3−2 <怪盗ロールパン>バン(ハニー)
おいおい、グレイス自転車背負ってるよ。しかもBMXなんてもんじゃなくママチャリ。
あ〜〜〜〜バン(ハニー)の登場シーンやばいって。腰ふるなっ!!(ここで一つ爆笑の渦)
みんな苦しんでる外観と技の違い。この<怪盗ロールパン>とっては人一倍大問題になっていた。
なんたって、LOVE×LOVEハニー♪が、バンになってるんだから〜。(本人という噂も(謎))
感情移入が出来ないから(?)魂が入らないらしい・・・。実に弱い!!!とてもとても戦える状態ではない。
(ここで、もう一つの爆笑の渦)
それでも<チャリオ>と五分まで縺れ合い、ラストは<怪盗ロールパン>は追い討ちしてれば勝ってたのに・・・。
やっぱりハニーで勝ちたいのだろう・・・。今大会の爆笑大将。
これが問題のシーン。
腰フリフリでプリプリ登場。
まじでやばいっす。本物の<怪盗ロールパン>との声も(爆)
この姿で自転車にふまれてるとSMですな。<怪盗ロールパン>戦意喪失の図。
でもここから頑張った!
ほらもう、ここで蹴ってれば大物食いだったのに。やっぱり中身は喧嘩番長だったのね。

Bブロック− 1回戦 −

第1試合


<すえぞう>マーラー(ラクセル) 0−3 <本牧>ジェーン(トキオ)
マーラーまでピコピコハンマー、アホだ!
軽快なトキオステップを踏むジェーン。恐すぎる。
この試合でも<すえぞう>のテック感はすばらしい。<本牧>のスパイラルスタート(2K+GP)のPを何度返した事か。なかなか出来まへんで。あげくは、(2K+G)そのものを下段テック!やっぱり効果絶大の朝連さまさま。
技モーション見切ってる?
しかし、年の功(失礼)で、ここぞという時は<本牧>がきっちり抑えて、3タテで勝利する。
テック成立の時って画面暗転してるのね。ジェーン(トキオ)の(2K+GP)のPを何度もテックはすばらしい。 ここではついに(2K+G)まで! しかし横浜番長<本牧>が3タテで勝利。署名パワー炸裂・・・
<すえぞう>もまた練習して頑張ってくださいませ。

第2試合

<ロリータハニー>マーラー(ハニー) 0−3 <カブ>ハニー(グレイス)
マーラー(ハニー)の立ち構えはヤバイ生物だよこれ!なにそれ!!背中を丸めるなっ。
<ロリータハニー>は違和感バリバリの表情だが、画面のマーラーはもっと違和感バリバリ。気色悪い。
とにかくハニーの技が似合わない。
相変わらず見た目に騙されない<カブ>の圧勝であった。
いや〜、マーラーの掟破りのネコパンチ炸裂! ついにはピーチまで!これバンがやるともっとやばい?! はい。ナースハニーのパンチラ!
<怪盗ロールパン>に捧ぐ。

第3試合

<チャリ夫>ラクセル(チャーリー) 3−0 <ポテムキン>ハニー(マーラー)
真偽のほどは分からないが、明らかにハニー(マーラー)がマーラーの技を出しても弱いような気がした。
フックアッパー(P+KP)が出ない、というか弱いというかラクセル(チャーリー)に潰されまくっているという感じ。
確かに、チャーリーのパンチは最速8フレームだが(他キャラは9フレーム)、それにしてもおかしいぐらい出ていない。見た目でも、ハニーの繰り出すフックアッパーは、なんかチンケ。やっぱり判定が小さくなってる。
こりゃあ<ポテムキン>やられたっすね。全然いいとこなし。外観負け(?)。
ラクセル談「自転車始めました。」
しかもどっかの交番チャリパクったみたいだな。
ここでもリーチの差が出る。ここでのハニー(マーラー)のハイコンボストレート(KPP6P)の最後が当ってない!マーラーだったら絶対当ってるはず・・・ どうみてもラクセル(チャーリー)のリーチが長い。ただでさえパンチフレーム速いのに。マーラーでのフックアッパー(P+KP)すらまともに出てませんでした。

第4試合

<ケンさん>デルソル(ジェーン) 3−0 <west>ジェーン(バン)
<ケンさん>中身がジェーンで相手の見た目がジェーン。これって絶対間違えるって!見てても間違える。
しかし相変わらず鬼のような攻めで<west>が慣れるまでに撃沈。
しかし<WEST>、ジェーンのトルネードパンチ(41236P溜め)を壁際ながらよく飛び越えました。きれいにジャンプしてしっかり着地Kを当てたもんね〜♪タイミングはずすと逆に惨めだけど・・・。ちなみにこのトルネードパンチ、最大溜めでガード不能になるんだけど、最大溜めよりちょい直前のほうがダメージ高いのよね。(最大溜めで45、直前だと60です)
デルソル(ジェーン)、トルネードパンチ(41236P)溜めてます。 きれいにジャンプ!<west>!
いや良かった。じゅってんれ〜。
あの〜、いや、その太陽仮面さん、なんで顔が月光仮面なの?ねえ?
むう〜。

Bブロック− 2回戦 −

第1試合

<本牧>バン(トキオ) 0−3 <カブ>ピッキー(グレイス)

相変わらず<カブ>のクロスキック(K+G〜)、シットスピン(2K+G〜)からの連携、そしてそれらにキャンセルをかけての派生2択はめちゃキツい。出し切りでの連続HITもするし、同様な状況での投げ移行もするもんだから目を凝らさないと、あっちゅう間に死にます。
たぶんねえ、<本牧>はこのようなグレイス使いに免疫がなかったでしょう。トキオの動きのよさがまるでなかったし。

<本牧>はちゃんとシットスピンの受身とれてましたね。きっちり出来るようになるとトキオ・グレイス相手に強力! これがもう最悪!すでにクロスキック派生からKのキャンセルに入ってます<カブ>。投げか?また下段か?それとも〜?! 先ほどの<本牧>の3タテのお株を奪う華麗な<カブ>の3タテ。

第2試合

<ケンさん>バン(ジェーン) 3−2 <チャリ夫>ジェーン(チャーリー)
<チャリ夫>のよく使うラッシュ(P6PP+K+G)の振り向き。これから繰り出す攻撃のバリエーションが<チャリ夫>はすんげ〜うまい。HITさせてからの相手飛び越し、ガードさせてからの投げ・・・。多種多様で固まるとどうしようもない。
対する<ケンさん>は上下のコンビネーションとそれに付随するディレイで巧みに攻める。読み勝ったときの報酬がでかいため<チャリ夫>の読み負けは即、大ダメージ。上段アーマーが壊れたのも痛かった。
あ〜出た出た。ラッシュ(ヒットさせて)からの振り向き!このあと多彩! ほら〜、投げでした。これホントわかんない。 <チャリオ>上段アーマー壊れて、<ケンさん>にやり。入ります!普段は繋がらないコンボスイッチアッパー(PKP)連続ヒット!さようなら・・・

Bブロック− 代表戦 −

<ケンさん>カーン(ジェーン) 3−2 <カブ>チャーリー(グレイス)

<ケンさん>vs<カブ>。いわずと知れた「宿命の対決」である。今回も両雄には手に汗を握らせてもらった。
瀕死の状態でも冷静さをすてなかった<ケンさん>。
確実な戦略フローチャートを刻み続ける<カブ>。不思議とギャラリーも沈黙して両雄を見守った。
勝負の決め手は1−2からの4本目。1撃分の体力の<ケンさん>と2/3強の体力の<カブ>。はっきりいって<カブ>勝ったも同然だった。だが<ケンさん>は、この緊張感溢れるヤバイ状況を見事抜けきったことで逆に流れを掴んだ。
「カーン、アーマー壊れないじゃん!」と<カブ>の文句を尻目に
、次の最終ラウンドはカーン(ジェーン)の独壇場だった。今大会のベストバウトである。

下段テックの裏技。とっさにしゃがめる。ここでは<カブ>が上段G&Aガードされて<ケンさん>が投げにいったが、みごと回避。(100%ってわけじゃないけどかなり救われますよ。ほんと) あ〜死んじゃうって場面での<ケンさん>の勝負強さ。Kをかいくぐってココからダブルクリンチパンチ(P+G6P)。ひそかにP+G投げなので抜けにくい?そして<カブ>ダウンに・・・

下Kキャンセルからの下段投げ!
みごと窮地をのりきる。




− 3位決定戦 −

<アンドゥレア>チャーリー(バン) 2−3 <カブ>マーラー(グレイス)
まさにキックマジック!何度も言うが、<カブ>のクロスキック(K+G〜)、シットスピン(2K+G〜)からの連携、そしてそれらに絶妙に散りばめられるキャンセル、そして投げ移行・・・。ココまできれいに使いこなせるのは<カブ>しかいないであろう。芸術である。これら連携・派生をあみ出した開発陣にも感謝したい。そのお陰でグレイスマスターキツいっす!と。
<アンドゥレア>もバンの破壊力だけではこのキックマジックは崩せなかった。ちゅうか、このグレイスとの対戦慣れと攻略を知ってないとかなり苦しい。あと、言わせてもらえばグレイスやトキオのような下段連発技を喰らったときの受身の未熟さが上げられる。ちなみに、これらの技で低空で浮いてしまった場合、2発目を喰らった地点で受身効果が発生するということ。つまり、グレイスのシットスピン(2K+GK・・・)なら2発めを喰らってからでないと受身は受付けない。最初からP+K+Gでの受身入力をしていると実はかなり後からでないと受身効果が発生しない。偉そうに言っても実は反応が難しい。私もほとんど出来まへん。マスターするべき箇所かな。
そういうことで、<カブ>が今大会3位を獲得した。
ここまでチャーリー(バン)でガンガンに追い詰めても・・・ はじまった!ダブルクロススラッシュ(K+GK+G2K)2連発から、ブラックアイス(P+K)を叩き込み・・・ さようなら〜。
いやほんときついっす!

− 決 勝 戦 −

<ケンさん>カーン(ジェーン) 0−3 <ラクヘル>マーラー(バン)

<ケンさん>vs<ラクヘル>。この両雄の激突は「因縁の対決」と呼ぶ。
・・・しかし

「え〜〜こんなんでいいのかよ〜!決勝戦〜」
「バカやろう、ラクヘル、もっと盛り上げんかい!」
「ケンさんどうしちゃったんだよ、さっきので燃え尽きました?」

ってなもんでさっくり勝負がついてしまいました。
とにかく<ラクヘル>が悪役で、<ケンさん>がヒーロー役だから、この結末はあっけなかった。
・・・ということで、<ラクヘル>優勝!!!(通産何度目か?ってぐらい)
<ケンさん>準優勝。記憶の中でも、あと少しの所で優勝をもぎ取れず、準優勝に甘んじた結果が多い。

1本目、ローキックからのアッパーであっという間・・・
2本目、壁激突からの受身直後へ投げ。けっこうこういうタイミングは受身操作と投げ抜けテックが交錯し、実は投げやすい。(いやホントに) 余裕(?)のハイパーコンボでの鉄山連発。



≪ 表彰式 ≫
なんかもういつもの面子ですね。けして彼らに誰も勝てないって訳じゃないけど
大一番は落とさない勝負強さでしょう。

優勝

ラクヘル 「スペシャルバージョンの大会で笑いまくって楽しかったです!これは次回もやってほしいなあぁ〜。」

 


準優勝

ケンさん 「カブとの試合が最高に面白かった。ラクヘルは何つかっても強いね。」

 


第3位

カブ 「生麦に引越します。」

 



≪ 総評・独り言 ≫

はい、皆さん疲れましたねぇ〜。なんたって1M超えてますもんね。久々にココ書いてみたいと思います。
「FV2の舞台設定&ストーリー」を引用して今回の独り言にしたいと思います。

前作から2年後のアームストンシティ。市長(B.M)は大会を開いたときとは態度を一変させ、 ナッツクラックを禁止する条例をつ作り、バイパー達を街から排除すべく”バイパー狩り”を行う。
このバイパー狩りによって、大勢のバイパー達がアームストンシティの沖にある監獄島に投獄されてしまった。また、わずかに残ったバイパー達も、そのほとんどがバイパーであることを辞めてしまう。
しかし、市長の弾圧にも負けずに戦い続けるバイパー達もいた。
この”最後のバイパー”達が今作品の主人公である。

感のいい方は分かったと思うが、まさにFV2の現状のとうりである。幸か不幸か、設定のままなのである。つまりあなた達は”最後のバイパー”達であり、”真のバイパー”達でもある。それは事実だ。
しかし、ついにFV2は21世紀を迎えようとしている。FV2の当の開発者達はどう感じるのであろうか?
期間限定で創られたFV2スペシャルバージョンまで2年後に引っ張り出している現状を。
個人的見解・感情は否めないが、ここまで同調してFV2を愛してくれた方々に私は感謝の気持ちでいっぱいである。私は別に偉くもないが、ただ、そのユーザーの方々の「場」を作り続けれた事だけはほんのちょっぴり自負したい。
「場」といっても本当の「感動」と「出会いの喜び」そして先への「期待感」という「夢」がいっぱいつまっている。
これからどんどんネット環境がよくなろうとも、ネット上での世界の距離がどんなに縮まろうとも、それだけは変わらない事実である。

人は人に直に会わなければ本当のコミュニケーションは図れないのだから・・・

ただ、その先駆けになったのはいうまでもなく今のIT(情報技術)があってこそだが。悪用もされまくるインターネットだか、このFV2の小さな世界(監獄島)のように、皆が喜び合える世界をもっと増やしてほしいものだ。というか、ゲームそのものがその起爆剤になるべきである。

最後に、FV2を生み出してくれたFV2ディレクター「片岡 洋」氏、FV2ゲームコーディネーター「片桐 大智」氏とFV2開発陣の方々に謹んでお礼申し上げます。

現状のFV2は確かに・・・ですけど確実にこの”ファイティングバイパーズ2”によって「出逢い」と「笑顔」が生まれましたよと。

(C)SEGA 1995,1998


新宿スポーツランド西口店 FV2担当 ZZR